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強豪校でいじめが起きる本当の理由【スポーツ界の体質を変えるために】

こんにちは、講師のカズです。

最近、高校野球の強豪校でいじめ問題がニュースになりました。

このような報道を見るたび、なぜスポーツの現場でこのような問題が繰り返されるのか、深く考えさせられます。

僕自身、長年ジュニアサッカーの指導に携わる中で、スポーツ界の古い体質について感じることがあります。今回の問題も、決して突発的に起きたものではなく、構造的な問題があると感じています。

正直に言うと、このような事件を見るたびに嫌気がさします。

しかし同時に、僕たち指導者が真剣に向き合わなければならない課題でもあります。

・強豪校の指導方法について疑問を感じているが、結果が出ているので何も言えない
・体罰やいじめを見て見ぬふりをしてしまう保護者の心理が理解できない
・スポーツ界の古い体質を変えるために、自分にできることがわからない

この記事では、なぜ強豪校でこのような問題が起きるのか、その背景にある構造的な問題から、僕たち指導者が持つべき姿勢まで詳しく解説します。

この記事を読めば、スポーツ界の体質改善に向けて自分にできることが明確になり、子どもたちのためのより良い環境作りに貢献できると思いますので、最後までご覧ください。

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1. 強豪校で問題が起きる構造的背景

①閉鎖的な組織運営の問題

強豪校やスポーツ団体には、外部からの監視が届きにくい閉鎖的な構造があります。

特に歴史のある組織では、従来のやり方を疑問視する声が上がりにくい環境が形成されがちです。

僕が見てきた中でも、「練習は絶対に動画撮影禁止」「外部には練習内容を公開しない」といったチームがありました。

透明性がないところには、必ず何かしらの問題が潜んでいると感じます。

高校野球を例に取ると、その運営構造自体に問題があると僕は考えています。

長年にわたって特定の組織が運営を取り仕切り、そこに様々な利権が絡んでいる可能性があります。

表向きは教育や青春といった美しい理念を掲げながら、実際は大きなビジネスとして機能している部分もあるでしょう。

このような構造の中では、問題が起きても「大会のため」「伝統のため」という理由で、根本的な解決よりも表面的な対処で済まされがちです。

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