サッカー指導の基礎理論【複雑系としてサッカー】基本的な考えを解説

こんにちは、講師のカズです。

サッカーの指導をしていると、こんな疑問を持つことがあります。

・なぜ、フォーメーションのイメージ通りに試合が進まないのか?
・なぜ、強いチームは決められた型がないのに機能するのか?
・なぜ、選手に同じ指導をしても、チームごとに結果が違うのか?

これらの疑問に答えるカギとなるのが、「複雑系(Complex System)」という考え方です。

「複雑系」とは、たくさんの要素が互いに影響を与えながら、全体として予測不能な動きを生み出すシステムのこと。

現在では、サッカーを理論的に深く理解するためには、この「複雑系」の視点が欠かせません。

また、現代サッカーの理論においては、ほとんどの考え方が「 サッカーは複雑形のスポーツである」 という前提のもとに話が展開されています。

他の理論を理解するにしても、この複雑系の概念は必ず知っておかなければなりません。

しかし、いきなり「複雑系」という言葉を聞いても、ピンとこない方も多いかと思います。

そこで、この記事ではまず「複雑系とは何か?」という基本的な考え方を、サッカー以外の身近な例を使ってわかりやすく解説します。

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