少年サッカー【原理原則の具体例】現場で実践している方法を公開

こんにちは、講師のカズです。

「ジュニア年代では原理原則を指導することが大切だ」という言葉を指導者や保護者の皆さんは聞いたことがあると思います。

でも実際の指導現場では以下のような問題が。

・そもそも原理原則って何だろう
・何をどのように指導すべきか
・イマイチ具体的なことが分からない

別記事で原理原則について解説していますが、そこから時間が経って僕の中での大まかな答えが見えてきました。

先に結論を言いますと、僕が考えている原理原則とは「ゴールを守る」とか「ボールを奪う」といった抽象的なものや「攻撃の優先順位は原理原則から考えるとシュートを狙うこと」といった類のものではありません。

注意:決してそれが間違っているというのではなく、僕自身がしっくりこないだけです。また、僕は違う視点で考えていて勝手に定義しているだけなので誤解のないようお願いします。

では僕が考える原理原則とは何か。

サッカーの教科書的なものから考えるのではなく、実際の現場で子ども達に指導する中で「こうすれば上手くなる!」といった体験談を経てこの記事を書いています。

それらをまとめると以下の通りです。

1.原理原則とは攻守において最適なプレーをするための普遍的な法則

2.普遍的なので様々なプレーモデル、フォーメーション、シチュエーションに関わらず共通するもの

3.原理原則はとても簡単な理屈と言葉で表現される

なんとなくイメージが湧いてきたでしょうか?
まだよく分からないという方も大丈夫です。

この記事を読み進めていけば「なんだ、とても簡単なことだ」と感じて頂けると思います。

ただし、この記事を読み進めていく上で注意点があります。

それはこの記事ではいくつかの例を出していきますが、僕自身もまだ「たくさんあるはずの原理原則を探している途中」ということです。

ジュニア年代で指導すべき原理原則はそんなに多くはないと思いますが、今現在僕が実際に小学生を指導している中で子どもたちに伝えているサッカーの原理原則。

この記事を読めば、原理原則の考え方、練習と試合をリンクさせる方法、そして子どもたちに分かりやすく説明できるようになると思います。

皆さんの指導現場での参考になれば幸いです。

注意:この記事でいう原理原則とは別記事にあるジュニアサッカー・戦術指導の完全講義【具体的指導方法を解説】にある「プレーコンセプト」にあたる部分に近い考えです。ですが、これを更にシンプルな言葉に置き換えたものを原理原則と呼んでいます。

簡単な言葉だけで整理しているのにプレーが勝手に上手く行く。

それこそがサッカーにおける原理原則だと僕は考えています。

ではさっそく見て行きましょう!

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