第4章:原則としてのフラクタル性(概念的な相似性)
この章では、「原則」が人数や局面を問わず繰り返し現れるという視点から、サッカーにおける“概念的なフラクタル性”を解説しています。
ここでいう「原則」とは、 プレイモデルにおけるプレイ原則や普遍的なプレイ判断である原理原則の2つを扱っています。
例えば、「パスコースがない時はドリブルで時間を作る」といった原則は、4対2のロンドでも、5対5のポゼッションでも、さらには試合でも変わらずに適用できる考え方です。
このような原則は、プレーの場面が変わっても“本質的な判断の軸”として機能します。
この章では、「原理原則」と「プレイ原則」の違いを明確にしながら、どちらであってもフラクタルな構造(=スケールを越えて同じように繰り返される)を持っていることを示し、指導者がその視点を持つことでプレーの一貫性を保ちやすくなることを解説しています。