こんにちは、講師のカズです。
ジュニア年代のサッカー指導では、「自分の経験だけで指導してしまうこと」が意外と多いかと思います。
しかし、それが本当に選手の成長につながるのか、一度立ち止まって考えてみる必要があります。
僕自身、指導者としてのキャリアをスタートさせたとき、まさにこの典型的なミスを犯していました。
最初は「自分がやってきたことを教えればいい」と思い込んでいましたが、結果としてチームは勝てず、子どもたちの成長も感じられない状態でした。
・指導者1年目の僕が抱えていた勘違い
・初めて出会った「体系的なトレーニングメソッド」
・新しい理論を学ぶことの重要性
この記事では、僕が指導者1年目から3年目にかけて経験した失敗と、そこからどのように学んだのかをお話しします。
これから指導を始める方や、今まさに指導で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
指導者1年目の僕が抱えていた大きな勘違い

僕が指導者としてのキャリアをスタートさせたのは18歳のときでした。
自分が卒業した少年団でコーチの手伝いをすることになったのがきっかけです。当時、若いコーチは周りにおらず、30代・40代の指導者ばかりの中で指導を始めました。
しかし、今振り返ると、当時の僕は以下のような大きな勘違いをしていました。
・「サッカー経験があれば指導もできる」と思い込んでいた
・自分がやってきた練習メニューをそのまま流用していた
・子どもたちができないと、彼らのせいにしていた
指導者になったばかりの頃は、「自分が高校時代にやってきた練習」をそのまま少年サッカーに持ち込んでいました。
しかし、子どもたちの発育段階を考慮せずに指導していたため、まったく効果がありませんでした。
また、試合で負けると「なんでこんな簡単なことができないんだ?」と選手のせいにしていました。
今思えば、これは指導者として最もやってはいけないこと。
めちゃくちゃ恥ずかしいのですが、指導者1年目の僕はまさに無知&勘違いでした。
また、あんまり記憶はないですが、ほとんど書籍など読まずに、ただ自分の頭の中だけで考える日々だっとように思います。
これでは当然アウトプットとしての指導の質が上がるわけがない。
当時の僕は『圧倒的に知識と経験』が不足しており、インプットをしないものだから、一向に指導が改善されないという負のスパイラルに陥っていました。
初めて出会った「体系的なトレーニングメソッド」

そんな中、僕の指導スタイルに大きな変化をもたらしたのが、ある指導者からもらったオランダのドリルトレーニングメソッドでした。
当時、日本にはまだ海外の指導メソッドが広く普及していなかった時代。そんな中で、
・個人テクニックを体系的に向上させるドリルトレーニング
・グループでのコンビネーションスキルを高める方法
・コーチングの声かけや練習の進め方の工夫
といった内容がまとめられた教材を手にし、衝撃を受けました。
それまでの僕は、練習を「感覚」で行っていたのですが、このメソッドでは「どの段階で、どのスキルを、どのように教えるべきか」が明確に示されていました。
そこから食い入るようにビデオを繰り返し見て、自分の中にそのメソッドの感覚を叩き込みました。
今でこそ、「ドリルトレーニングの良し悪し」が議論されますが、当時に日本には、ほとんど指導者の教材らしきものはなかったと記憶しています。
これは僕にとってとてもインパクトが強いもので、最初の指導の柱となりました。
指導者に必要なのは「引き出しの多さ」

このメソッドを取り入れたことで以下のような変化が。
・選手の技術向上が実感できるようになった
・練習の組み立て方に論理的な根拠を持てるようになった
・試合に勝てるようになった
実際に選手の成長や試合の結果が変わり、この方法は確信に変わりました。
今では指導の一部としてメソッドのポイントを活用していますが、全く無知だった当時の僕にとってはバイブル的な存在。
若い頃に一つ確信を持てたのは良かったと思います。
指導者として大切なのは「1つのメソッドを徹底的に学び、それを試すこと」。そして、
・新しい理論に対してオープンな姿勢を持つ
・一度試してみて、自分の指導スタイルに合うかどうかを考える
・成功したメソッドを「引き出し」として蓄積する
というプロセスを繰り返すことが重要です。
常に学び続ける姿勢がないと、指導者として成長しないですね。
僕が過去に痛感したから間違いないです。
まとめ
以上、僕が指導者1年目だった頃の経験が、読者の方々の参考になればと思います。
この記事の要点をまとめておきます。
・指導者1年目の僕は「自分の経験だけで指導できる」と思い込んでいた
・その結果、チームは勝てず、子どもたちの成長も感じられなかった
・指導者にとって大切なのは、「新しい理論を学び、試し、引き出しを増やすこと」
これから指導を始める方や、今まさに悩んでいる方にとって、何かのヒントになれば幸いです!