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ジュニアサッカー【コーチングの基礎】指導者が知るべき7つの本質

こんにちは、講師のカズです。

ジュニア年代のサッカー指導では、技術や戦術を教える前に、まず「コーチングの基礎」を身につけることがとても重要です。

しかし、指導を始めたばかりの方や経験の浅い指導者の方は、日々の現場で様々な壁にぶつかることがあります。

僕自身も指導を始めた頃は、思うように選手に伝わらず、感情的になってしまったり、一貫性のない指導をしてしまったりと、多くの失敗を重ねました。

・指導しているのに選手に伝わらない、響かない
・感情的になってしまい、怒ってばかりいる
・指導に一貫性がなく、場当たり的になってしまう

この記事では、30年以上の現場経験から導き出したコーチングの基礎について、7つの本質的なポイントを体系的に解説します。

この記事を読めば、指導に明確な軸ができ、選手との関わり方が大きく変わると思いますので、最後までご覧ください。

Content

1. コーチングの本質を理解する

①効果的なコーチングの唯一の判断基準

コーチングで最も大切なのは、選手のポジティブな反応を引き出すことです。

どんなに正しい理論や熱い想いがあっても、選手に良い変化が生まれなければ意味がありません。

言葉の内容よりも「結果」が重要で、指導者の影響力を選手の成長のために使うことが何より大切です。

②選手の反応を見極める観察力

同じ声かけでも、選手によって受け取り方は全く違います。

効果的なコーチングには、選手一人ひとりの小さな変化に気づく力と、それに応じてアプローチを調整する柔軟性が必要です。

2. コーチングにおける指導の軸を作る

①ランダムコーチングからの脱却

試合で気になったことを練習で直そうとして、あれもこれもと指導していませんか?

日々の指導でサッカーコーチが最初に陥るのが、いわゆるランダムコーチング。

選手が混乱しないよう、「今、最も必要なこと」を明確にし、優先順位をつけることが重要です。

②一貫性のある指導方針の確立

指導に軸があることで、選手は安心して成長に集中できます。

場当たり的ではなく、明確な方針に基づいた指導を心がけましょう。

3. 感情をコントロールした指導

①「怒る」と「叱る」の違いを理解する

感情的になってしまう原因の多くは、「怒る」と「叱る」の違いを理解していないことです。

事前のマインドセットと明確な基準で感情をコントロールし、建設的な指導を行いましょう。

②効果的な叱り方と褒め方

結果ではなくプロセスを基準とした叱り方と褒め方が重要です。

人間性・規律面では妥協せず、叱った後は必ずフォローすることで、選手の心に響く指導ができます。

4. 選手の自主性を育てる

①段階的なアプローチの重要性

自主性は一朝一夕には育ちません。

生活面の小さな種まきから始まり、発話を促し、トップダウンとボトムアップのバランスを取る段階的なアプローチが必要です。

②自立した選手を育てる環境作り

選手が自分で考え、判断し、行動できる環境を整えることが、長期的な成長につながります。

5. 指導者として成長する

①初心者が陥りがちなミスと改善策

指導経験の浅いコーチには、共通して陥りがちなミスがあります。

これらを事前に知っておくことで、効率的に指導スキルを向上させることができます。

②継続的な学びと現場での実践

理論だけでなく、現場での実践と振り返りを通じて、指導者として成長し続けることが大切です。

6. 効果的な伝え方を身につける

①学習段階を理解した指導

「言ったのにできない」という場面でイライラしていませんか?

学習段階の理解、練習と試合のリンク、実践的コーチングの3つの視点で解決できます。

②選手に応じた伝え方の工夫

同じ内容でも、伝え方次第で選手の理解度や意欲は大きく変わります。

選手の個性や状況に合わせた伝え方を身につけましょう。

7. 実践で活かすコーチング

①現場での応用力を高める

コーチングの基礎を理解したら、実際の現場で柔軟に応用する力が必要です。

状況に応じて適切な判断ができるよう、経験を積み重ねていきましょう。

②選手との信頼関係構築

すべてのコーチングの土台となるのは、選手との信頼関係です。

影響力と信頼関係がなければ、どんな良い言葉も響きません。

まとめ

この記事では、ジュニアサッカーにおけるコーチングの基礎について、7つの本質的なポイントを解説しました。

・コーチングの本質は選手のポジティブな反応を引き出すこと
・指導に一貫した軸を持つことの重要性
・感情をコントロールした建設的な指導方法
・選手の自主性を段階的に育てるアプローチ
・指導者として継続的に成長する姿勢
・効果的な伝え方と学習段階の理解
・実践での応用力と信頼関係の構築

コーチングは一朝一夕で身につくものではありませんが、これらの基礎を理解し、現場で実践を重ねることで、必ず上達していきます。

皆さんの指導現場でも試してみてください!

より専門的に学びたい方へ

コーチングの基礎からより詳しい内容へお進みください!

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