- Q:フォーメーションで学びやすい戦術ってあるの?
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結論:はい、フォーメーションには構造上学びやすい戦術と学びにくい戦術が明確に存在します。
具体的な例は以下の通りです。
①3-3-1で学びやすい:
カウンター攻撃、カバーリング、スライド(フラットな配置のため)
②3-3-1で学びにくい:
ビルドアップ攻撃、スペース活用、前進サポート(斜めパスコースがないため)
③指導の戦略:
最初に学びやすい戦術を押さえ、その後学びにくいオプションを追加
学びやすい戦術をしっかりと習得することで、そのフォーメーション自体が持っている特性がより強固になります。
学びにくい戦術については、新たなコンセプトを追加する必要があり、これは指導者の手腕に大きく依存します。
例えば3-3-1でビルドアップ攻撃を行うには、フラットな配置から斜めのパスコースをどう創出するかが課題となります。
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参考


【本質論】少年サッカー・フォーメーションを考える際に大切なこと
フォーメーションが上手くいかないとき、すぐに変更していませんか?
この記事では、各フォーメーションが構造的に持つ“学びやすい戦術・学びにくい戦術”を整理し、指導の質を高める視点を解説します。