サッカー練習メニュー【3対3+GKミニゲーム】前線のプレッシング

こんにちは、講師のカズです。

チーム全体としてのプレッシングはジュニア年代からマスターしておきたい基本的な戦術です。
その中でもグループとしての連動性がポイントになりますが、アプローチの方法や守備のポジショニングや予測といった基本的な部分を理解していないと機能しません。

この記事では、ゴールキーパーも含めてビルドアップするチームに対するプレッシングの練習メニューを紹介します。

この練習は僕が実際に行って効果を感じたメニューなので、ぜひ試してみてください!

動画で解説

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練習メニューの概要

●改善できること
・前線からのプレッシング
・ファーストディフェンスと後方の選手の連動
●対象年齢:小学5年生以上
●人数:8人
●難易度:中

オーガナイズ

【タイトル】
・3vs3+2GKのミニゲーム

【コートサイズ】
・30m×20m程度
(※現象が発生する割合で調整してください)

【進め方】

・通常のゲームと同じで中央のラインをオフサイドラインとする
・ゴールが決まったらGKからスタート
・タッチラインを出た時はキックインでスタート

【ノルマ】
・攻撃側はGKも絡めてビルドアップを行う

【時間】
・2〜3min×5本

以上が練習メニューのオーガナイズです。

練習メニューのテーマ

以下の3つの項目が練習メニューのテーマです。

【目的】
 ビルドアップの始まりに対する守備

【ツール】
 ・戦術コンセプト
  プレッシング、予測、カバーリング

 ・テクニックアクション
  1対1の守備対応、インターセプト

【プレー原則】
 設定なし

※練習メニューのテーマ作成について詳しく知りたい方は【練習テーマの設定方法】少年サッカー・レベル別に解をご覧ください。

よくあるミスとキーファクター

ではよくあるミスと改善のためのキーファクターを1つずつ見ていきましょう。

運ぶドリブルで外される

数的不利な状態を意識しずぎて、最初にGKのパスコースを切りながらアプローチをするとコンドゥクシオン(運ぶドリブル)で外されます。
プレッシングにおけるファーストディフェンスはドリブルで抜かれないことが重要です。

改善のためのキーファクター

・最初のアプローチはドリブル対応のみを意識する
・GKへ下げた場合
  →①そのままアプローチするならコースを切りながら
  →②他の選手がパスカットを狙う

最初にいきなりパスコースを切りながらアプローチすると、ドリブルのスペースを空けてしまいボールを前に運ばれます。特にビルドアップが得意なチームほど外し方が上手いので注意が必要です。

マンツーマンをしてしまう

パスが出される前にゾーンではなく、マンツーマン気味に食いついてしまい、スペースを空けてしまう現象もよく起こります。特に前線からプレスではめるという意識が強くなりすぎて、ポジショニングが高くなりすぎたり、動き出すタイミングが速くなり過ぎたりします。

改善のためのキーファクター

・中を閉じながらパスを誘導する
・パスが出るタイミングでアプローチ
・インターセプトを狙うがボールを収められたらドリブルの対応に切り替える

ゾーンディフェンスの基本は『中を閉じながらサイドのへパスを誘導する』ことです。最初の立ち位置が相手に近すぎるとパスが出ないので、誘導することが大切です。

1枚しか見ていない

基本的にボールホルダーにアプローチに行く時は必ずマンツーマンになりますが、ボールから遠い選手はゾーンで守備を行うため相手の選手を一人だけではなく、2人以上を意識することが重要になります。
図のように、一人だけに意識が偏ると逆サイドを使われ一気に前進されます。

改善のためのキーファクター

・ボールから遠い選手は必ず2人以上を意識する
・同時にパスカットを狙えない場合は必ず警戒しておく

ゾーンマークで同時にパスカットを狙える位置に相手がいる時は良いですが、そうでない場合はゾーンマークではなく警戒になります。守備のプレッシングでは予測や警戒という戦術がとても重要になります。

以上がこの練習メニューを行った時によくあるミスと改善のためのキーファクターになります。

まとめ:攻撃のスキルも上がる

最後に要点をまとめておきます。

・この練習メニューでは前線からの守備のプレッシングが学べる
・ファーストディフェンスは最初は必ずドリブルを警戒する
・パスが出された後にプレスに行く時はコースを切りながら
・後方の選手はパスを誘導してインターセプトを狙う
・マンツーマンではなく、常に2人をマーク、警戒する

このようなプレッシングの練習を行うと守備の精度が上がるため、それを打開するための攻撃のスキルも上がります。
ハイプレスを受けている中で、いかにドリブルで外すか、コントロールやパス、サポートやマークを外す動きも同時にトレーニングすることができます。

もし、すぐにプレスにはまってしまう現象が起きたら、先に攻撃のトレーニングを行いましょう。

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