【精神論】少年サッカー・コーチになる時に心得る6つのこと

こんにちは。講師のカズです。

動画で見た方は一番下へ

今年で小学生年代のサッカー指導が25年目になりました。

最初はいわゆる少年団でボランティアコーチとしてキャリアをスタートしましたが、その後起業してクラブを立ち上げ現在は300名ほど。途中バルセロナにコーチ留学も。

さて、以前こんなツイートをしました。

サッカーコーチとしてやっていくのに必要な精神論です。
これがないと成功しません。成功しても何ものこりません。

ぼくはこういうことを知らずにスタートしましたが、若い皆さんは遠回りせずさっそく実践してください。

今回はサッカーコーチかけ出しの方に、精神面で大事なことを解説します。

①サッカーコーチは偉いわけではない

サッカーコーチという役割は偉い訳ではありません。

保護者がコーヒーを持ってきてくれたり、自分より年上の人に「子どもをよろしくお願いします」と言われると、なんか勘違いしてしまいません?

ぼくは完全に勘違いしてました……

選手起用を自分で決めれるとしても、それは偉いわけではなく、責任が重いということ。

むしろ保護者の方に自分からコーヒーを出しましょう(笑)

②選手を自分の家族のように親身になれるか

夕暮れにGKとボール

ぼくたちの仕事は、人を扱う仕事です。
子どもにサッカーを教えるという仕事は、その子どもに親身になってサポートすること。

ぼくのようにコーチを職業としてやっていようがいまいが、ボランティアでも同じです。

子どもの人生の貴重な時間を預かってるわけなので、選手一人一人に目を向けなければなりません。

③選手のレベルに関係なく、背景にそれを応援する家族の方がいる

夕暮れと浜辺と家族

上手い選手だけをひいきしてないですか。
上手くない子を「ダメな選手」と決めつけてないですか。

サッカーのレベルはそれぞれでも、後ろにはそれを応援する家族がいます。

コーチにとっては多くの選手の1人かもしれませんが、家族にとっては唯一の存在。

育成年代の指導を行うということは、かなり重い責任があります。

もちろん試合に出す出せないといったジレンマを抱えます。

そのジレンマを抱えながら指導するのです。

苦しみながら決断します。

そしてその決断によって笑顔になる人もいれば、悲しい気分になる人もいます。

しかし、葛藤の中で決断しないといけません。

④子どものために何か自分が役に立てることがあるか

選手一人一人に目を向け、親身になってサポートすること。

サポートとは、何も励ましたり応援することだけではありません。
例えばイジメの問題などが起きれば、時には厳しく叱ることも重要。

学校で困っていることがあれば、相談にのる。

サッカー面以外でも子どものためになることを率先してやる。
というメンタリティがあれば、選手・保護者もあなたを信頼してくれます。

⑤試合に勝ったら選手のおかげ

トロフィーとサッカーボール

試合に勝った時、その手柄は選手のものです。

一生懸命に頑張ってきた選手、保護者の方に拍手を送りましょう。

心の中で自分の采配は良かった、あの練習をやっててよかった、と思えばOKです。

常に謙虚な姿勢を。

⑥試合に負けたら自分のせい

試合に負けたら全てコーチの責任です。

心の中で「あいつがあのミスをしなければ」と思うのもダメですね。

それをやってると自然と発言、立ち振る舞いに出てしまいます。

というかコーチとして成長しません。

⑦まとめ(それでも上手くいかない時)

今回はサッカーコーチの精神論について解説しました。

が、それを実行しても上手く行かない時はあります。

真摯に子どもと向き合ってもクラブを去っていく選手はいます。

その時は、自分に何が足りないのか?をひたすら考えましょう。
どれだけサッカーコーチとしてのキャリアを積んでも、それの繰り返しです。

⑧動画で解説

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