教科:戦術論
科目:システム論
テーマ:「3-3-1の特徴とメリット・デメリット」
ジュニア年代の8人制サッカーにおいても様々なシステムがありますが、全てにおいて長所と短所があります。
また、短所になるべきポイントはそれがデメリットにならないようにすることが『選手がサッカーを学べる戦術』にもつながります。
例えば3-3-1システムにおける「守備のフェーズ」において、中盤とDFラインは必ずスライドをしないと守りきれません。
つまり選手はこのシステムで戦う上で「スライドとは何か?」を理解して実行できるようにならないとシステムが機能ませんし、そこがデメリットになります。
すなわち、システム上のデメリットを改善するには「戦術的に学ばなければならないもの」が出てきます。
今回の講義では
・3-3-1システムの大まかな特徴
(バランス、ライン)
・攻撃のフェーズにおけるメリット・デメリット
(ポジショニング、サイドの関係性、タスクの明確化、幅、ポジションの固定化、流動性)
・切替A-Dのフェーズ
(Vigilancia ofensiva:攻撃の警戒)
・守備のフェーズ
(スライド、ゾーンマークからのアプローチ)
・切替D-Aのフェーズ
(ボールを逃がす選手と幅をとる選手)
などについて解説しています。