ジュニアサッカー大学

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ジュニアサッカー指導では必ず人間教育が必要だという3つの理由

ジュニアサッカー指導では必ず人間教育が必要だという3つの理由

こんにちは。講師のカズです。

動画で見たい方は一番下まで進んください

突然ですが質問です。

スポーツを通じて人間教育を行うか否か
ということについて考えたことがありますか?

人間教育というと文武両道とかスポーツを通じて人間教育を云々という、ありきたりの話が。

今回は人間教育をしないとサッカーが上手くならないという理由について解説します。

・コーチ
サッカーに人間教育はいらない。
それが選手の自由を阻害する。
スポーツをするなら人間教育は基本だよ。

・保護者
強いチームに入れればそれも多分やってるんじゃない?
人間教育を謳ってるけどコーチ自身はどうなの??


ぼくの地域でも「サッカーしか教えない。人間教育は家庭の問題」ときっぱりと断言しているクラブや「サッカーよりも人間教育が大事」というクラブもあります。

では実際に必要なのかどうか?

ぼくの25年の指導経験とバルセロナでの指導者留学後に至った考えは、

✔︎サッカー指導を通じての人間教育は必ず必要


これがぼくの指導の考え方で今後も変わることはありません。
コペルニクス的転回があれば別ですが…

ぼくは指導者かけ出しの頃は気づかなかった。
そしてものすごく遠回りをしてここにたどり着いたので、若い指導者の方にはもっと短期間で指導力を上げてもらえたらいいなと思います。

現在はクラブチームを運営して小・中学生300名ほどが所属していますが、スタッフ全員同じ考えです。

うちのクラブはバルセロナのコーチライセンスを持った指導者がぼく以外にも3人と指導経験が長いスタッフが2人いますが、やはり全員同じ考えです。

クラブのコンセプトは「高いレベルの選手を輩出する」ですが、やはり人間教育も重視。

今回はその理由について解説します。

✔︎Contents

・ジュニアサッカー指導では必ず人間教育が必要な3つの理由
・人間力はスキル
・人間教育とは理不尽な指導に耐えることではない
・サッカーが人間力を要求する
・サッカーにおける人間教育の正しい方法
・人間教育を謳うけどできないサッカーコーチ
・バルセロナ留学中に知った人間教育の重要性
・まとめ
・動画で解説

ジュニアサッカー指導では必ず人間教育が必要な3の理由

室内 コーチと子どもたち

1.壁を乗り越えるチカラ


子どもがサッカーを好きになって、高いレベルを目指し出したらそこには必ず競争や挫折がついてきます。
小さな壁を自分の足で一歩ずつ乗り越えること。

ぼくも親なので子どもに手を差し伸べたくなりますが、ぐっとガマンして見守りながら成長を見届けます。

それはいずれ来る大きな壁を乗り越えるための準備です。

少し頑張れば自分の足で小さな壁を乗り越えることができる。それを繰り返してスキルアップします。

その日々の小さな壁を乗り越えるためには、自分を客観視して工夫・努力できる人間力が必要になります。

2.もうワンランク上のステージに行くために


プロアマ問わず、スポーツ界のいろんな選手を見ていると
「この選手は人間性が高ければもうワンランク上のステージに行けたんだろうな」
と思うことがよくあります。

例えば、ギリギリでプロになれなかった選手。

人間力もありながらプロになれなかったなら限界まで挑んだので仕方がない

しかし人間力がなくてなれなかった場合「ああ、この選手にもっと人間力があれば。もっと人間性が高ければ大きな壁を乗り越えたに違いない。」

プロにはなったが人間性が低くてすぐに終わる選手。
中学までは県内トップクラスだったが高校でダメになる選手。

みなさんが知っているプロ選手の中にも、人間性が低くてもう1ランク上のステージで通用しなかった選手もいると思います。

人それぞれ最後の壁がどこにくるかはわかりませんが、最後のワンステップをかけ上がる時には人間力がものをいいます。

3. サッカーをやめても経験が活きてくる


これはよく言われることですが、スポーツを通じて人間力を身につけた場合、その他の分野でもその人間力が活きてくる。

ぼくもそう思います。

なぜなら全てのことにおいて

スキルアップの過程は同じ構造を持っているから。

サッカーでもバスケでも、音楽でも芸術でもビジネスでも、全てのスキルアップの過程は同じ構造です。

なのでスポーツに限った話ではありません。何かに長期間チャレンジしながら人間力を身につけた人は、他のジャンルでも同じように目標を達成します。

人間力はスキル

晴天とスパイクとボール


スキルアップするための構造は同じだと解説しました。

ややこしい表現ですが、スキルアップするために人間力は必要なスキルです。

人間が生まれながらに持っている、つまり先天的なものではなく、教育によって身につけるスキルです。
なので訓練によって改善できます。

人間教育とは理不尽な指導に耐えることではない


これは日本のスポーツ界がいまだに抱えている問題で、理不尽な指導が人間力を鍛えるという神話的考え。

ぼくは全く反対の意見で、監督やコーチが強制的に与えるハードすぎるトレーニングや理不尽な指導。

いわゆる体育会系の上下関係や本質から外れたあいさつなど、無意味なものをも受け入れて耐えることではないと断言します。

✔︎選手が自ら自発的に取り組む内発的動機づけ、これこそが一番重要です。

つまり、子どもたちが人間力の必要性を自ら気付く指導が大切です。

サッカーが人間力を要求する


人間力を磨くことでサッカーのプレーもよくなる。
これも1つの考えですが、ぼくは逆の視点を持っています。

✔︎サッカーというスポーツが人間力を要求する


サッカーという競技の特性上、人間力が必要になるという考えです。

勝敗があること、複雑系のスポーツだということ、チームワークが必要なこと、タイムが取れないこと、最後は自分で判断しないといけないこと。

個人だけでなくチームとしての人間力がなければ勝利することはできません。

他の競技にも当てはまりますが、テクニックや戦術だけでは最後の優勝カップを手にすることはできません。

サッカーにおける人間教育の正しい方法


・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・

✔︎そんなものはない。

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もし正しい方法という答えを探そうとしたあなた、まずは自分で考え抜きましょう。

選手の年齢やレベル、目指しているもの、クラブのコンセプトや地域性によっても方法は変わります。

ひたすら考えて実践して反省して修正。
仕事があっても選手のために汗水垂らして、常に選手のことを第一に考える。

これを繰り返すことで自分の人間力を上げるところからスタートです。

人間教育を謳うけどできていないサッカーコーチ

投げられたスパイク


クラブやコーチの方針として「人間教育」を謳うことはできます。
が、実際に言ってることとやってることがめちゃくちゃな指導者が多いのも事実です。

・教育を謳うが罵声ばかり浴びせる
・試合に負けたら子どものせいにする
・子どもに心ない言葉を放つ
・トレセンコーチだけど自クラブでは体罰
・子どもを走らせている間に保護者と談笑
・チワッスとあいさつする
・Bチームの試合中は弁当を食べる
・試合中サングラスをかけた状態で寝ている


最後の方はギャグのような状態ですが、ぼくが見てきたダメな指導者の典型です。

これからサッカーコーチを目指す方はこうならないように気をつけましょう。

これには保護者の方の鋭いチェックが必要ですね。
自分の子どもをそのようなコーチに任せるのか。

スポーツってそういうものかな? などと思ってはいけません。
そういうもんではないです。運が悪いだけです…..

コーチの理不尽さが目立つようなら移籍をオススメします。
パワーがいりますがとにかくオススメします。

バルセロナ・サッカーコーチ留学中に知った人間教育の重要性


最後にぼくがスペイン・バルセロナで得たものを。

✔︎1.FCバルセロナなどトップクラブでも育成ではプロになれないのを前提に人間教育を重視している


世界のトップトップのカンテラ(育成組織)に自分の子どもが入れたら「この子はプロになれる」と多くの方が思うでしょう。

しかし現実はそれでもなれないという厳しい世界。
この辺の感覚は悔しいですが、日本の育成環境よりあっちの方が理解しています。

もし、日本で強豪校にスカウトされたら「プロになれるかも」と思ってしまいますよね。

勉強がダメでもなんとかサッカーで高校までは行きたい、行かせたい、と考えている人は完全に時代に取り残されています。

30年前のぼくが完全にそうでした…

✔︎2.人間性が高いコーチほど上のカテゴリーにいる


これはスペインの仕組みがそうなっているので仕方がない部分ですが、優秀な監督やコーチも選手と同様に活躍が認められれば上のカテゴリーへ引き上げられます。

つまり育成年代において、高いレベルに行けば行くほど、人間性も兼ね備えた指導者がいます。

この辺が伝わりにくい部分ですが、日本の場合、サッカーは強いけど指導者としてのパーソナリティには問題がある、というケースが多く見られます。

バルサが全部正しくて、スペインの仕組みが全て良いとは思いませんが、サッカーと人間教育を考える上ではヒントがあります。

海外の知識をそのまま受け入れるのではなく、良い部分だけ盗んで自分の考え方に取り入れましょう。

僕はそれを踏まえて日本に合うカタチを模索しています。

まとめ

今回はサッカーと人間教育について解説しました。

ぼくは育成年代のサッカー指導において人間教育は必要だと断言します。

ここまで読んでくれたみなさんは、自分の指導をこれからどうしますか?

動画で解説

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