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【少年サッカー】厳しいサッカーコーチの方が上手くなる理由

【少年サッカー】厳しいサッカーコーチの方が上手くなる理由


こんにちは。講師のカズです。

突然ですが質問です。
あなたは厳しいコーチですか。
それとも優しいコーチですか。


ぼくは厳しいコーチです。

✔︎なぜなら厳しいコーチにならないと選手が成長しないから

バルセロナでのサッカーコーチ留学中、あるスペイン人コーチと久しぶりに再開し、日本のチームの試合を見ている時にぼくにこう言いました。

「あのチームのコーチを見ろ。全然選手に要求していない。あれではダメだ。」

つまり選手に要求を課してプレーさせること。

対象となる選手がスペイン人か日本人かでも変わります。
スペイン人が言っているからそれが100%正しいという訳でもないです。

が、ぼくはやはり厳しいコーチでないと選手が成長しないと断言します。

今回は、なぜ厳しいコーチだと選手が成長するのか、選手の自主性いう観点からも解説します。

✔︎Contents
厳しいサッカーコーチの方が上手くなる理由
失敗するから成長できる
怖いコーチと厳しいサッカーコーチの違い
なぜ少年サッカーコーチはモチベーターになる必要があるのか
ミスのない練習を好むサッカーコーチ
考えさせる指導も大事だが教えることも大切
良いサッカーコーチの見分け方
まとめ(最後に質問です)
動画で解説

厳しいサッカーコーチの方が上手くなる理由


理由はカンタンです。

✔︎選手をコンフォートゾーンの外に連れ出すから

コンフォートゾーンにいる限り選手は成長しません。
その外側に連れ出すことで選手が成長します。

コンフォートゾーンと厳しいサッカーコーチ

コンフォートゾーンとは「居心地の良い場所」「快適な空間」。

つまり選手にとって新たなチャレンジや努力をしないで済む状態。

選手を常に快適な居心地の良い場所にとどめると、そのコーチは選手にとって可もなく不可もなくの存在。

コンフォートゾーンの外側に連れ出すということは、選手に新たな課題を与え、チャレンジさせること。
そのためには努力が必要になるので苦痛を伴います。

スキルアップするには、今できることだけをやるだけではダメです。
常に新しいことに挑戦、今までできなかたことにチャレンジ。
それがないとレベルアップできませんよね。

コーチは妥協しません。

すうすると選手から見て厳しいコーチになります。

失敗するから成長できる


ポイントは「選手の失敗を指摘するとモチベーションが下がる」ではなく、何事もチャレンジするから必ず失敗するわけで、それを繰り返すから成長できるということ。

✔︎新しいことにチャレンジすると失敗する

失敗しないというのはすでにスキルを獲得している状態。

つまりなんの努力や苦痛もなしにそれを実行できるということは、コンフォートゾーンの中にいるということ。

怖いコーチと厳しいサッカーコーチの違い

コーチが怖い。

怖いというのは威圧的なこと。恐怖政治です。そこに民主制はありません。

スポーツ界にいると怖そうな監督多いですね。
断言しますが、できるコーチほど怖くはありません。

厳しいコーチとは常に次のレベルを要求してコンフォートゾーンの外に連れ出そうとするコーチ。

なので、選手が苦痛を伴うチャレンジを自主的に行うために、モチベーターとしての役割が必要になってきます。

なぜ少年サッカーコーチはモチベーターになる必要があるのか

コンフォートゾーンから出たゾーンではチャレンジと失敗を繰り返します。

なので選手は苦痛や小さな挫折を味わいます。

コーチは選手に課題を与えながらも、サポートするモチベーターとしての役割をこなさなくてはいけません。

ミスのない練習を好むサッカーコーチ

室内 コーチと子どもたち


練習が問題なく滞りなく進む場合は要注意です。

4対2のロンドでパスが上手く回っているからといって上手くなっているわけではない。

選手のミスが起きない練習を見て選手が上手くなっていると感じるのは錯覚です。


自分が設定したテーマで練習を行った時に、どれくらいの割合でミスが起きているかを見てみましょう。

あまりにも多い時には負荷が高すぎます。

反対にミスが少ないと負荷が低すぎます。

選手が頑張ればなんとか達成できそうなレベル。

ぼくの場合、

✔︎30%〜50%ミスが出るあたりを目指します


ミスが出なくなったら次のステップに進みましょう。

考えさせる指導も大事だが教えることも大切

選手に考えさせる指導は必ず必要ですが、全てがそうではありません。

小学生の選手が自らカバーリングやスライド、3人目の動きをクリエイトすることは不可能です。

教えすぎない指導というのは、選手にあれこれ指示を出しすぎる指導と解釈。

ある一定の知識は選手に教えて、その後考えさせる、気づかせるという指導が理想

全て選手自身で考えるのではなく、コーチとしてどこまで選手に与えて、どこからを気づかせるか。

この辺は感覚値でつかんでいく必要がありますね。

良いサッカーコーチの見分け方

ここまで読んで頂いた方にとってはカンタンです。

✔︎選手がコーチが怖いと言ったらよくないコーチ。

✔︎選手がコーチは厳しいと言ったら良いコーチ。

厳しいコーチは選手に苦痛を与えると同時にモチベーションをコントロールします。
選手がコーチを信頼していればそれは良いコーチ。

怖いけど言うことを聞かないと叱られるからやる。
典型的な選手を成長させれないコーチです。

まとめ

今回は、厳しいサッカーコーチの方が上手くなる理由について解説しました。

最後に質問です。

あなたは選手にとって居心地の良いコーチになりたいですか。
それとも信頼される厳しいコーチですか?


「怖いコーチになりたい」という方は

今までのことは全部忘れて、スッとこの記事を閉じましょう。

動画で解説

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